| 第三章 表裏の作用 |
| 心が身体を狂わすのか、身体が心を狂わすのか… |
| 両手を押さえつけられてる。 このままがいい… 苦痛と快感… うらはら。 |
| 力は抜けてる。 でも、まだ… まだ… |
| 息の荒さを感じる。自分でも感じる。 |
| ねじれる身体、硬直する身体。 息が止まりそう… |
| 突き上げやすいよう、無理やり広げられる。 |
| 根元まで、深く… と心の中で呟く。 |
| ふと考える。 もう何人… 何回… |
| そんな余裕にも似た冷静さがすぐに消え失せた一瞬。 首がのけぞる。 そう…もっと… |
| いつもは暗闇に隠れてるはずのものをむきだしに。 |
| 腰を黙らせるかのように太ももを押さえる。 荒れ狂う魂。 押し寄せる波。 |
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