第二章 はぐれた記憶
 
バスローブを脱ぎ捨て王様椅子へ。 ヒップを堪能いただこう。
 
寝そべって床からのアングルで撮影。
 
開かれた瞬間、ぴくっと反応した。
 
バイブを突っ込まれ口も塞がれた。
 
声にならない… 欲しい…
 
と、言ったかは定かではないが、ご要望とあらば!
 
後談だが、このあたりのことはまったく覚えてないとのこと。
 
未経験ゆえの想像からの逸脱。
 
ならば、たっぷり思い出してもらおう。
 
さぁ… ゆっくり記憶を たどろう…  ゆっくり吐息を継ぎ足しながら…
 
途切れ途切れのかすかな記憶を線で描いてごらん。
 
あぁ… ダメ… 落ち着きのないくすぶった情景しか浮かばないわ。
さほど遠くない自分を過去から呼び覚ます。
 
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