第一章 言葉少なに
 
初参加になる、ゆきさん。
緊張からの脱出をしようとする自分、そして緊張を解きほぐそうとする参加男性。
男性陣のリードで会話は弾んでいたが、笑顔には緊張の色は隠せないようにも伺えた。
そんな雰囲気の中・・・・・・
両者の想いが相通ずる「瞬間」は、すぐ訪れたように感じた。
Are you ready・・・・ Go!!!!!
 
前書きしたように最初は男性陣も緊張を解きほぐすことに徹した。
 
緊張を解く、いや、和らげるには目隠し・・・
 
恥ずかしさからなのか・・・声が一切でない。
 
男性陣の鼻息だけが聞こえる。
 
全身に力が入っている様子が手にとるようにわかった。
 
硬い・・・・堅い・・・・固い・・・ まだ・・・・難い。
 
このあたりから・・・・声が・・・・
 
次第に声も大ききなってきたようだ。
 
それを瞬時に感じ取ったのか、群がる男性陣。
 
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