第六章 腰をおろす
 
場面変わり・・・上になりゆっくりと腰をおろす・・・
その瞬間、「うっ」 という声と共に顔が天井を向いた。
 
この体位が好きだと聞いていた。
 
これも複数ならでわの醍醐味のひとつ。
 
下半身から全身につき抜ける感覚、上半身の力が抜ける。
 
自分で腰をくねる、前後に・・・そして上下にも。
 
何人か交代したが、騎乗位は変わらない。
 
180度開かれた太腿。 これは上下に動かすしかないだろう。
 
見るがいい。 しなだれた身体の曲線。
 
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