第一章 啼くほど
 
初参加のあきさん。 おさげ髪にしてくれた。 持参した衣装とたまたまマッチング。
そう、メイド服。 面接でコスプレは好きですと聞いていた。
ポージング撮影に少々時間をかけたのは緊張をほぐす意図もあった。
 
電動器具のモーター音でかき消されるほどのかすれた声が漏れ出す。
次第に腹筋、太ももに力が入ってきたことが目に見えてわかる状態になっている。
焦らして焦らして。 啼くほどの地獄の苦しみなのかもしれない。
何度も何度も…大きな口をあけて啼く。
しかし、決してイカせない。 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
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