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お互い、仕事帰りに駅で待ち合わせ。
リーチさんは少し遅れてやってきました。
「フン子ちゃん待った？」
「ううん、全然♪」
最近、リーチさんは私のことをフン子と呼びます…
「リーチさんの金魚のフン」からくるそうです。
そして私の手編みのマフラー1本を、二人でクルクル巻いて仲良く寄り添って歩きます。
通り過ぎる人たちも暖かい目で微笑み、振り返りながらヒソヒソ…
多分「お似合いだね」と祝福してくれてるみたい。
やがて二人は高級牛丼屋へ入ります。
ここはお味噌汁もサラダも付いてなんと500円。
一人分だけ頼んで二人でフーフー、ア〜ンてしながら食べます。
お互い話してても飽きないので話題が尽きません。
「あはは、こいつめ〜」
「やだ〜リーチさんてばエッチ〜」
店員の皆さんも優しいまなざしで遠巻きに見守ってくれてます。
お腹がいっぱいになったところで、二人は駅に向かいます。
「今夜はリーチさんの隣で寝る！」
「ええ〜フン子ちゃんとは遊びだよ！」
家まで尾行しようとしましたが、今夜もアッサリまかれました。
も〜リーチさんたらテレ屋さん…次は逃がさないわよ。
あの…エイプリルフールだから、リーチさんホントに怒んないでね(^◇^；
罪のない他愛無いウソだよん。
掲示板がしんみりだな〜と思って…女は度胸！！
切り込み隊長まりりんでした〜
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