第一章 かすかな声
 
初参加となったみいさん。
緊張と不安の中始まったイベント。
そこに・・・期待・・・の二文字はあったのだろうか・・・。
 
肉体に力が入っている。 レンズ越しからもうかがえた。 
 
部屋を暗くし、スポット照明を利用。
 
目を閉じたまま・・・・
 
無意識のうちに肉体も閉じようとしているのか・・・
 
初体験のローター、このとき本人はわかっていなかったかもしれない。
 
しかし、ここではじめて声が出た。
 
どうしていいのかわからない。
 
記憶にとどめる回路は機能していないように思う。
 
何がどうなってるのかもわからない。
 
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