第四章 初志 〜 elegant
 
次の願望に移った。 それは ベビードール。
彼女が選んだものは、素朴、純粋・・・白のベビードール。
 
着替えの際、要望のあったアタッチメントのバイブを装着した。
既にスイッチはON・・・・・。
 
ガウンを脱ぎ捨てた。カメラが彼女の一挙手一投足を追う。
些細な動きやしぐさにも、女の何かの部分・・・を感じる。
 
自分の痴態をビデオをとおしてテレビ画面で見る。
こんな経験も初めてらしい。 言葉責めが始まった。
 
「何が写ってるのか言ってごらん」 
「うっ、うぐっ、言・・え・・ない・・・あぁあん・・」
バイブも初めてなのか。 
 
テーブルを利用。 いろいろできる。和室はいい。
皆の顔はテレビのほうを見ている。
 
当初から聞いていた要望をそのまま初志貫徹である。
上での腰使い、動画でないのが残念でならない。
 
Bさんのモノを口に含む。 二人の今の気持ちは・・・・
お互い、やきもちを焼かせたい、焼きたい・・・という事か・・・
嫉妬は常に恋と共に生まれるモノなのかもしれない。
しかし、必ずしも恋と共には滅びるということはない。
 
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